ボルシアMGを離れてどこへ行く 今夏の去就に注目集まるギンターの未来は

今夏の去就に注目が集まっているギンター photo/Getty Images

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現在はバイエルンなどが興味か

はたして今夏、ブンデスリーガでも屈指の実力者と評価されるセンターバックはどこへ向かうのだろうか。2022年夏の移籍市場では、今季限りでボルシアMGを退団するドイツ代表DFマティアス・ギンター(28)をめぐって欧州有力クラブによる激しい争奪戦が繰り広げられる可能性が高まってきた。

すでにクラブから今季終了後の退団が発表されているギンター。そんな彼に関しては、すでに複数クラブからの関心が噂されている状況だ。独『Spox』によると、現時点では同じブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンを筆頭に、セリエAのインテルやユヴェントスが同選手の獲得に動いているという。そのほかにもギンターをリストアップしているクラブは少なくないようで、その去就には現在大きな注目が集まっている。

191cmの長身を生かした空中戦の強さに加えて、水準以上のスピードも兼ね備えるギンター。加えて、不用意にファウルを犯さない堅実さも彼は各方面から高く評価されている。移籍金もゼロとあって、まさに今夏のマーケットで最終ラインの強化を図りたいクラブとっては最高の人材と言えよう。それだけに、人気となるのは無理もないことか。
そんなギンターは自身の去就に関して、先日独『Sport 1』に対して「まだ先のことはわからない」とのコメントを残している。近頃はバイエルン行きが濃厚と伝える現地メディアも多かったが、どうやら本人としてもまだ次のステップについては熟考中のようだ。

今夏ニクラス・ズーレが退団するバイエルン、ステファン・デ・フライに移籍の噂が浮上しているインテル、CBの高齢化が進むユヴェントス……。いずれもクラブに移籍しても一定の出番は与えられそうなギンターだが、はたして彼は夏にどのような決断を下すこととなるのか。その動向には今後も注目したいところだ。

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