攻守両面で存在感を発揮する2年目MF 浦和の将来を担う中盤の若武者

攻撃面でもアピールを続ける伊藤 photo/Getty Images

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ACL初戦では1アシストを記録した

昨季天皇杯を制し、AFCチャンピオンズリーグへ挑戦する今季の浦和レッズ。加入2年目を迎える伊藤敦樹は、攻撃でも大きな存在感を発揮して主力として活躍する。

ユース時代はトップ下でプレイし、流通経済大学ではセンターバックも経験した伊藤。昨季浦和に加入するとボランチで起用されて豊富な運動量とフィジカルを活かした守備で中盤で高い貢献度を示した。

そんな中で終盤には攻撃でも高いパフォーマンスを発揮。昨シーズンは2位の横浜F・マリノスに対し、先制点を決めると田中達也の得点の起点にもなるなど、2ゴールの活躍で浦和の勝利に貢献した。
J1王者とアジア制覇を目指す今季は、攻撃面でもさらなるパフォーマンスが求められるだろう。ACL初戦のライオン・シティ・セーラーズ戦では、47分に右サイドから攻勢を仕掛け、ポケットに飛び出すと最後は松尾佑介の得点をアシスト。攻守両面において輝きを発揮する。

伊藤は今季から背番号「3」を身に付け、中盤からチームを引っ張っていく。加入2年目だが、入れ替わりの激しいチームで主力として自らの地位を確立できるか。浦和の将来を支える若武者の成長が楽しみだ。

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