CLベスト4でもリーグ戦は7位…… ビジャレアルが繋げたい欧州カップ戦への道「それだけの力ある」

ビジャレアルの中盤で汗を流すコクラン photo/Getty Images

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中堅クラブには難しい複数コンペティションの戦い

チャンピオンズリーグ・ベスト4に進出するサプライズを見せるビジャレアル。決勝トーナメントではユヴェントス、バイエルンとビッグクラブを立て続けに撃破しており、準決勝ではリヴァプール相手にどんな戦いを見せるか注目されている。

しかし、喜んでばかりもいられない。チャンピオンズリーグでの好成績に対し、国内リーグの方では7位とやや不安定だ。6位のレアル・ソシエダとは6ポイントの差がついており、来季の欧州カップ戦出場権が怪しくなってきている。19日にはバレンシアをホームに迎えるが、このゲームを落とすわけにはいかない。

『BeIN Sport』によると、チャンピオンズリーグでの快進撃にも貢献するMFフランシス・コクランも来季欧州カップ戦に出場できないのはまずいと危機感を募らせる。
「チーム力を考えれば、来季欧州でプレイできないとなれば複雑だね。僕たちにはそれをやるだけのクオリティがあると思う。6位と6ポイントの差があるとはいえ、チーム全員に欧州カップ戦出場権を獲得したいとの考えがある。タフなものになるだろうし、チャンピオンズリーグの戦いも頭にはある。でも、火曜日のバレンシア戦で上位陣へ近づけるようトライするのは重要なことだよ」

ビジャレアルは中堅クラブであり、複数コンペティションを戦っていくのは簡単ではない。ビッグクラブのようにローテーションしづらいのも事実だ。終盤に入り、主力には疲労もあるだろう。

しかし、クラブとしては継続的に欧州カップ戦出場枠が欲しい。リヴァプール相手にサプライズを起こすと同時に、国内リーグの方では着実に勝ち点を積み上げていかなければならない。指揮官ウナイ・エメリのコントロールにも注目が集まるが、勝負となる終盤戦をどう駆け抜けるか。

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