今季40試合出場で“40ゴール”の衝撃 プレミア昇格決めたフラムのミトロビッチにかかる期待

ミトロビッチが来季プレミアで輝けるか photo/Getty Images

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来季はプレミアで大暴れ?

2022-23シーズン、イングランド・プレミアリーグに昇格するクラブが1つ決まった。現地時間19日に行われたチャンピオンシップ(英2部)第43節のプレストン戦で3-0の勝利を収め、1年でのプレミア復帰を掴み取ったのはフラムだ。

20-21シーズンはプレミアで18位という不甲斐ない結果に終わるも、今季は爆発的な攻撃力を武器にチャンピオンシップで圧倒的な存在感を示してきたフラム。ここまでに記録しているチーム得点数(98ゴール)は、リーグで2番目に多いボーンマスやノッティンガム・フォレストの65得点を大幅に上回る数字となっている。20-21シーズンのプレミアではリーグワースト2位となるチーム得点数(27ゴール)しか記録できず、得点力不足に喘いでいた同クラブ。しかし、今の彼らに当時の面影はないと言っていいだろう。少し気は早いかもしれないが、生まれ変わったフラムが来季プレミアでどこまで通用するかは今から楽しみと言える。

そんなフラムのなかでも、特に注目したいのはやはりエースであるセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチだ。今季はここまでチャンピオンシップ40試合の出場で40ゴールという驚異的な成績を残している同選手。チャンピオンシップの1シーズン最多得点記録は昨季ブレンドフォードでイヴァン・トニーが残した31ゴールだが、ミトロビッチはすでにその記録を優に上回っている。まさにチャンピオンシップで“規格外”の存在と言ってよく、来季プレミアで彼がどこまで暴れることができるかはすでに現地でも話題となっている。
はたして、来季トップディビジョンへと帰還を果たすフラムでミトロビッチはその得点数をどこまで伸ばしてくるのだろうか。20-21シーズンにプレミアで3得点に終わった過去を懸念する声もあるが、今季2部で覚醒したストライカーの更なる飛躍には期待したいところだ。

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