夏のスカッド大改造に向けて補強候補に新たな名前 ドルトムントが狙う“2人”のオーストリア代表MFとは

ドルトムントがリストアップしているとされるライマー(左)とシュラーガー(右) photo/Getty Images

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どちらもブンデスでの実績は十分

今季終了後、あらゆる主力選手に退団の可能性が浮上しているドルトムント。なかでも心配なのは中盤で、夏のマーケットではジュード・ベリンガムやアクセル・ヴィツェル、エムレ・チャンといった選手がチームを去るのではと噂されている状況だ。

だが、その一方では補強候補の具体的な名前も出てきている。どうやら、現在のドルトムントはブンデスリーガでプレイする2人のオーストリア代表MFに熱視線を送っているようだ。

その2人のオーストリア代表MFとは、RBライプツィヒのコンラート・ライマー(24)と、ヴォルフスブルクのザヴェル・シュラーガー(24)。独『Spox』によると、ドルトムントは当初ホッフェンハイムとの現行契約が今季限りとなっているフロリアン・グリリッチュの獲得を目指していたようだが、激しい争奪戦を避けてこの2人にターゲットを変更したという。
ブンデスリーガでの実績は十分なライマーとシュラーガー。21-22シーズンこそ両者ともにフルで満足いくシーズンを送ることはできていないものの、その実力は誰もが知るところだ。両者ともにディフェンス面で力を発揮できる選手とあって、今季ドルトムントで課題となっていた中盤の守備を強化するにはうってつけの人材と言えよう。また、特にライマーは中盤でボールを奪ってからそのまま味方のフィニッシュに絡むプレイも得意としている。攻撃時にFW以外の選手も前線へと一気に走り込むマルコ・ローゼ監督のサッカーには是非とも組み込んでみたい選手だ。

加入となれば、ドルトムントにとっては間違いなく大きな力となるライマーとシュラーガー。はたして、この2人のオーストリア代表MFを同クラブは無事に確保することができるのか。今後の動向には注目だ。

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