マンU戦で3ゴールに絡んだ“新センター” 新境地開拓でリヴァプールFWはさらにレベルアップ

先発出場のマネ photo/Getty Images

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1ゴール1アシストの活躍

リヴァプールはプレミアリーグ第30節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。4ゴールを決めて危なげなく勝利し、暫定首位に立った。この試合で1ゴール1アシストのサディオ・マネは、3トップの中央でさらにレベルアップしている。

今試合も最前線の中央に入ったマネ。低い位置から起点となる動き出しを見せる。5分にはカウンターから背負ってボールを受け、すぐさまサイドへ展開。サイドに抜けたモハメド・サラーから、最後は中央に入ってきたルイス・ディアスがゴールを決めて早々に先制点をゲット。マネを起点にゴールが生まれた。

22分にはクサビのボールを受け、ワンタッチでサラーへとパスを出す。復調の兆しを見せるサラーがしっかりと追加点を決めてアシストを記録。後半には自身も1得点を記録するなど、今試合においてはマネがピッチ上の主役と言っても過言ではないだろう。
もともとマネはサイドアタッカーやウイングとしてゴールを量産し、名をはせてきた。パサーからのボールを受けて得点につなげる“活かされる”プレイヤーだったが、センターFWとして起用されることで、マネの身体能力の高さも相まってサラーやL・ディアスといったウインガーたちを“活かす”プレイヤーへと進化している。精度の高いパスから決定機を創出するなど、従来のサイドアタッカーではない新境地へと成長しているのだ。

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