カンセロやハキミのように1年で退団の可能性も? インテルに欠かせない右サイドの実力者の未来は

今夏移籍の噂が浮上しているダンフリース photo/Getty Images

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バイエルンなどが興味

ジョアン・カンセロにアクラフ・ハキミと、思えば近年のインテルは非常に優秀な右サイドバックが2人も在籍していた。しかし、両者ともにその在籍期間は1年のみ。惜しいことをした。今になってそんなことを考えているファンも決して少なくはないだろう。

そんななか、インテルは今季終了後にも優秀な右サイドの実力者を失うこととなってしまうのだろうか。現在、ネッラズーリから他クラブへの移籍が噂されているのは、オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースだ。伊『calciomercato』によると、同選手には現在バイエルン・ミュンヘンやトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッドといったクラブが獲得に乗り出しているという。

昨夏インテルがPSVから1500万ユーロの移籍金で確保したダンフリース。現地メディアによると、現時点で彼の確保に動いているクラブは3500万ユーロほどのオファーを提示する見込みとのことで、もし売却となってもインテルには小さくない利益が生まれることとなる。今季途中からチームの重要な戦力となったダンフリースだが、そう考えればネッラズーリが彼を売りに出す可能性も決して低くはなさそうだ。実際、昨夏には財政難からハキミをパリ・サンジェルマンへと売却したインテル。可能性はゼロでもないだろう。
加えて、現在のインテルには右ウイングバックのポジションにマッテオ・ダルミアンという主力級の選手がもう1人いる状況。これを受けて、ダンフリースの去就に関しては伊『Gazzetta dello Sport』も「決してインテルでの未来が保証されているわけでもないだろう」との見解を示している。

残留が基本線ではあるだろうが、獲得を希望するクラブの動き次第では変化してきそうなダンフリースの未来。はたして、彼も今後はカンセロやハキミと似たような道を辿っていくこととなってしまうのだろうか。その動向には注目だ。

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