デュエル勝率“100%”でエヴァートンを完封 近年離脱続いたマティプが華々しい復活見せる

強さ見せるマティプ photo/Getty Images

今季はここまで27試合1得点

リヴァプールはプレミアリーグ第34節でエヴァートンと対戦して、2-0と勝利した。ボールポゼッションは80%を超えたこの試合で、後半まで焦れずに攻勢を強められた要因として中央を固めたセンターバック陣の安定感があるだろう。

前半はボールを持ちながらも決定機を作れない時間帯が多かったリヴァプール。枠内シュートも打てず苦しい前半だったが、フィルジル・ファン・ダイクとジョエル・マティプは、カウンターから1点を狙いに来るエヴァートンにも落ち着いて対応し、攻撃陣に焦りを感じさせなかった。

このセンターバックの強さは数字にも表れている。マティプは今試合でデュエル勝率「100%」を記録。6度の勝負にすべて勝ち、相手に起点を作らせなかった。また攻撃でも4度のロングボールを成功させ、攻守両面において質の違いを見せている。

今季のリヴァプールは4冠の可能性を秘めているが、マティプの存在は非常に大きい。すでに16-17シーズンのプレミア29試合に次ぐ27試合に出場しており。存在感を十分に発揮。近年怪我に苦しんだ男は、世界最強のセンターバックの相棒として華々しい復活を遂げたのだ(データは『SofaScore』より)。

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