アラウホ、ペドリは2026年、ファティは2027年まで 長期契約の“バルサ若手軍団”に見える未来

アラウホは最終ラインの番人になれる photo/Getty Images

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来季最も注目したいチームの1つ

今季は国内リーグ、チャンピオンズリーグ、さらにその後のヨーロッパリーグともに悲しい結果とはなってしまったが、シャビ・エルナンデスが指揮官に就任したバルセロナには明るい材料もある。

何よりの収穫は若手選手の成長だ。これこそサポーターが未来に期待する最大の理由であり、ここは前任のロナルド・クーマンが積極的にチャンスを与えてきたことも大きい。

先日には23歳のDFロナウド・アラウホとの契約を2026年まで延長したことが発表されたが、これもサポーターにとっては嬉しいニュースだ。最終ラインの若き番人であり、カルレス・プジョルの後継者にもなってほしいウルグアイ代表センターバックの長期滞在はバルセロナにとって大きなメリットだ。
同じような長期契約を結んでいる者が多いのも特長的で、同じ2026年まで契約を結んでいる選手では19歳のMFペドリ、21歳のDFエリック・ガルシアもそうだ。

21歳のDFセルジーニョ・デストは2025年、19歳のFWアンス・ファティと22歳のFWフェラン・トーレスは2027年までの大型契約を結んでいる。

トーレスは2027年までの契約を結ぶ photo/Getty Images

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さらに現在は17歳MFガビとの契約延長にも動いているようで、2023年までとなっている契約を是非とも延長したいところ。彼ら若手がクラブの軸になっていくのは間違いなく、未来への種は蒔けている。

先日のラージョ・バジェカーノ戦で途中交代の采配に怒りを露わにしていたMFフレンキー・デ・ヨング(24)も2026年までの契約を結んでおり、デ・ヨングもシャビ流で中心になれる実力者だ。あの交代劇が問題になることはないはずで、デ・ヨングも確実な戦力としていきたい。

他には29歳のGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンも2025年までの契約となっており、チームの軸は見えている。あとはシャビの哲学の浸透、若手選手の成長がミックスされれば結果もついてくるはずで、再びリーグ制覇やチャンピオンズリーグ制覇を目指す準備は整う。

カンテラ出身者も増えているが、もう一度黄金期を作れるか。来季最も注目すべきチームの1つと言っていいだろう。

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