ファーガソン推薦の19歳DFは既に2000万ポンドの価値をもつ 98人のスカウトが視察したイングランド2部の俊英

ピーターバラで活躍するエドワーズ photo/Getty Images

続きを見る

イングランドU-19代表にも選出されたセンターバック

イングランド2部のチャンピオンシップに2000万ポンドの価値を持つディフェンダーがいる。ピーターバラ・ユナイテッドで活躍する19歳のロニー・エドワーズだ。

英『The Sun』によれば、既にいくつかのクラブが移籍先の候補に挙がっているようだ。RBライプツィヒやフランクフルト、ドルトムントといったドイツのクラブから、クリスタルパレスやトッテナムといったプレミアリーグのチームまでもが彼に興味を示している様子。さらにあのアレックス・ファーガソン氏が昨夏に彼の獲得をマンUへ勧めていたという。

マンU元監督のファーガソン氏と言えば、クリスティアーノ・ロナウドやデイビッド・ベッカムといった数々の名選手たちを若い頃に見出し、一流の選手へと育て上げたことで有名だ。ファーガソン氏はエドワーズのプレイにも何か光るものを感じたのだろう。

しかし昨夏のマンUはエドワーズの獲得を見送り、レアル・マドリードからフランス代表ラファエル・ヴァランを獲得。ディフェンスの立て直しを図っていたマンUは即戦力のディフェンダーを獲るのに必死で、先のことまで目を向ける余裕はなかった。

英『The Mirror』によれば、昨シーズンのエドワーズはトップチームの試合にわずか6試合しか出場していなかったが、今シーズンは全コンペティションで36試合に出場。イングランドのU-19代表にも選出されており、試合には98人ものスカウトが訪れたという。

マンUがファーガソン氏の声にもっと耳を傾けておけば、2000万ポンドの大金を払わずとも昨夏にエドワーズを獲得できていただろう。とはいえ自国の選手であることなども考慮すれば、今度こそ本気で彼を獲りに行くのも悪くない選択となるはずだ。もしここで獲得を渋れば、同じような後悔を繰り返すことにもなりかねない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ