J1連覇に貢献した助っ人が徳島へ加入 1年でのJ1復帰へ右SBに大きすぎる補強

18年は主力としてJ1連覇に貢献したエウシーニョ photo/Getty Images

川崎時代にはベストイレブンにも輝く

昨季J2降格を経験し1年でのJ1復帰を目指す徳島ヴォルティス。しかしここまで第12節を終了し、2勝8分2敗と勝ち切れない試合が続き、順位も14位となっている。

そんな昇格争いを目指したい徳島が大きな補強を行った。昨季まで清水エスパルスに所属し、昨シーズン限りで退団していたエウシーニョが加わったのだ。エウシーニョは、2015年に川崎フロンターレへ加入し、不動の右サイドバックとして活躍。1年目から全試合に出場し8ゴールを決めるなど、自身の強みを発揮する。

すると2017年には川崎のJ1初優勝を経験し、翌年には32試合2ゴールを記録して連覇に貢献。連覇した2年でJ1ベストイレブンに選ばれるなど輝きを放ち、2019年からは清水へ移籍した。

そんなエウシーニョといえば、積極的なオーバーラップと得点力の高さが魅力の、攻撃的なサイドバックだ。現在はセレッソ大阪から期限付き移籍で加入している新井直人が務めていることが多いが、彼はセンターバックも兼任できるプレイヤーであるため、右サイドバックが本職のエウシーニョが加入したことで戦術の幅も広がるだろう。

また川崎で主力として活躍していたように足元の技術も高い。ボールを保持して攻撃する形を目指す徳島においてはこれ以上ない補強だろう。スタートダッシュこそ失敗に終わった徳島だが、これからの快進撃に期待が持てそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ