プレミアで存在感見せつけたブロヤは今夏どこへ? 国内外から集まる視線

今季プレミアで印象的なパフォーマンスを披露しているブロヤ photo/Getty Images

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基本線はチェルシー復帰かもしれないが

はたして、今季イングランド・プレミアリーグで存在感を強めてきたヤングストライカーはどこへ向かうのだろうか。現在サウサンプトンでプレイしているアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(20)をめぐって、早くも複数の4大リーグクラブが動き始めている。

2021-22シーズンは公式戦35試合に出場して9ゴール。数字だけを見ればそこまで目立つ存在ではないものの、今季のブロヤは多くの人に驚きを与えた選手と言えるだろう。身長191cmのサイズを活かしたポストプレイに加えて、相手ディフェンスラインの裏に抜け出す技術やパンチ力のあるシュートなど……。その能力の高さを目の当たりにしたプレミアファンも少なくないはずだ。

「周囲のサポートが十分に得られるクラブであれば、彼の得点数はさらに上昇するはずだ」。英『The Athletic』もそう主張するように、ポテンシャルは間違いなく高いブロヤ。そんな同選手には現時点で夏の選択肢が多数用意されている模様で、所属元のチェルシーを含めて複数クラブの関心が集中している状況だ。
そして英『Daily Mail』によると、そんなブロヤにはバイエルン・ミュンヘンやドルトムントといったドイツの強豪クラブも熱視線を送っているとのこと。最前線の選手を補強したいチェルシーへの復帰が基本線かもしれないが、移籍金次第では他クラブへ向かう可能性も決してゼロではないかもしれない。加えて、かつてウェストハムでプレイしたDFアントン・ファーディナンド氏も、古巣にブロヤは欲しいと次のように述べている。

「ブロヤは非常にエキサイティングな才能だ。フィニッシャーとしてとても強力な男だよ。アントニオとはややタイプが違うけれど、存在感は同じかそれ以上あるだろう。2人のCBを相手にしても怯まないのは本当にすごいね。ぜひウェストハムに来てもらいたいよ」(英『The Sun』より)

1人起点となる長身FWを最前線に据えることで、真価を発揮するデイビッド・モイーズ監督のサッカー。確かにブロヤを組み込むこととなれば、より面白いものとなりそうだ。自身の特長を生かすことができるという観点では、ウェストハム行きという選択肢もありそうだ。

様々な可能性が浮上しているブロヤだが、はたして彼は今夏どこへ向かうのか。その動向には注目しておきたいところだ。

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