今季すでに国立の舞台を経験 FC東京の大型ルーキーが武器とする“強さ”

先発出場を続ける松木 photo/Getty Images

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青森山田高校でも国立でプレイした松木

J1第10節でFC東京はガンバ大阪と対戦。初の新国立競技場でのJリーグ開催となった試合は2-0でFC東京が勝利した。この試合でも存在感を発揮したルーキーは、FC東京で欠かせない存在へと成長を続けている。

その男が松木玖生だ。この試合でも先発出場を果たした同選手は、インサイドハーフから積極的に攻め上がり決定機を作る。56分には鋭い出足で小川諒也が相手のパスをカットすると、そのボールを受けた松木がすぐさま前を向いてシュートを放ち、得点の匂いを醸し出す。

また身体の強さは自身の大きな武器となっており、この試合でも6度のデュエル回数のうち勝利数「5」を記録。松木を起点に攻撃を展開するなど、今のFC東京にとっては必要不可欠な存在となっているだけでなく、1年目の19歳ながらJ1でトップレベルの選手たちにも当たり負けない強さを示している。(データは『SofaScore』より)。

今試合では新しくなった国立競技場での初めてのJリーグ開催となった。松木にとっては今年1月に全国高校サッカー選手権大会で決勝を戦った舞台でもあるため、このピッチは経験済みだ。圧倒して優勝を果たしており、国立にはいいイメージが残っていたことだろう。今季センセーショナルな活躍を見せる驚異的なルーキーは、大舞台でも物怖じしない強さも兼ね備えている。

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