ドルトムントにもう“NEXTサンチョ”と呼べる逸材が 頭角現す17歳の万能アタッカーとは

ドルトムントで頭角を現しているギッテンス photo/Getty Images

今後の飛躍には期待がかかる

この男も今後は若手育成の名門・ドルトムントでブレイクを果たしていくこととなるのだろうか。才能豊かな有望株を多数抱えている同クラブで、また新たなヤングタレントが頭角を現している。

そのヤングタレントの名前はジェイミー・バイノー・ギッテンス。2020年夏にマンチェスター・シティの下部組織から加入した17歳のプレイヤーだ。マンC経由でドルトムントにやってきたイングランドの世代別代表選手ということで、過去に同じ道を辿ったFWジェイドン・サンチョ(現マンチェスター・ユナイテッド)と比較されることも多い同選手。もしかすると、彼は今後本当に“サンチョ級”の成長曲線を描いていくこととなるかもしれない。

ここまでにトップチームで出場した3試合を見て、彼にそんな期待感を抱いた人も多いだろう。特にポジティブな面を見せてくれたのは初スタメンを飾った現地時間30日のボーフム戦(●3-4)で、同選手は任された左サイドから何度も積極的なプレイを見せてくれた。持ち味のドリブルでボールを前線へと運び、ラストパスの選択肢も持つ柔軟性。まさにNEXTサンチョと呼ぶに相応しい姿を見せてくれたことは間違いない。チームは試合に敗れてしまったが、彼個人のパフォーマンスは今後に向けて非常にポジティブなものだったと言っていいだろう。

ドルトムントで次にブレイクする予感がしてきた“NEXTサンチョ”。ジェイミー・バイノー・ギッテンスという若者は、今からチェックしておいて損のない逸材だ。

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