優秀なウインガーだが、移籍金が高すぎる? アーセナルにムサ・ディアビは必要か

アーセナルが獲得に動いているとされるディアビだが…… photo/Getty Images

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現地では獲得濃厚と伝えるメディアもあるが……

はたして、今夏移籍市場にてアーセナルはどのようにチームを強化してくるのか。2021-22シーズンも終盤戦を迎え、ここ最近はそんな話題が盛り上がりを見せるようになってきた。ストライカー、中盤、左右のサイドバック……。補強ポイントは少なくないだけに、今からどんな選手が加入してくるのか楽しみにしているファンは多いだろう。日を重ねるごとに、現地メディアの間で報じられる獲得候補も増えてきた。

そんななか、またもアーセナルの補強候補には新たな名前が浮上している。英『Daily Mirror』によると、ガナーズは現在レヴァークーゼンに所属するフランス代表FWムサ・ディアビ(22)の獲得に本腰を入れているという。今季ブンデスリーガでは30試合に出場して、12ゴール11アシストという成績を残している同選手。その能力は申し分なく、加入となればアーセナルにとっては非常に大きな戦力となるかもしれない。

しかし、気になるのはその金額だ。『Daily Mirror』によると、レヴァークーゼンはディアビを売却するとなれば、移籍金として7500万ポンド(約122億円)程度を要求する見込みだという。さすがに交渉の余地はあるようだが、それでも高額なのは間違いない。能力の高いヤングタレントは欲しいものの、この金額を投資してまで獲得したいかは微妙なところと言えるだろう。そういった事情を考慮すれば、アーセナルが無理にディアビの獲得へ動く必要はないはずだが……。
加えて、近年のアーセナルは2019年夏に移籍金7200万ポンドでリールから獲得したFWニコラ・ペペが期待通りに活躍できていないことも経験している。若い選手に大金を投資するリスクの大きさは身に染みてわかったはずだが、はたしてこのタイミングでディアビを獲得しに向かう必要はあるのだろうか。今後の動向には注目しておきたいが、その結末やいかに。

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