大逆転のレアルが3ゴールでCLファイナルへ進出 救世主・ロドリゴが奇跡を起こしシティ撃破に貢献

2ゴールで再びヒーローとなったロドリゴ photo/Getty images

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再び逆転劇を見せたレアル

5日に行われたCLラウンド4、2ndレグレアル・マドリード対マンチェスター・シティの一戦は3-1でレアルの逆転勝利となった。2試合合計6-5でレアルが上回り、リヴァプールの待つファイナルへの進出を決めている。

この大一番でのメンバーでいえばシティは1stレグで不在だったカイル・ウォーカー、ジョアン・カンセロの両SBが復帰。レアルはカゼミロがスタメンに戻ってきたが、ダビド・アラバが外れナチョ・フェルナンデスがエデル・ミリトンとコンビを組むことになった。

まず、流れを掴んだのはレアルだった。素早い攻撃でシティ陣営に侵入すると、カリム・ベンゼマにシュートチャンスが訪れる。しかし、これを決められず徐々にシティペースに。押し込まれ攻撃を跳ね返すもシティがセカンドボールを回収し、攻撃を繰り返す。ベルナルド・シウバ、フィル・フォーデンらが強烈なシュートを放つも、ティボ・クルトワに防がれ、前半は0-0でスコアは動くことはなかった。見物だったのはヴィニシウス・ジュニオール対カイル・ウォーカーの攻防だ。1stレグではウォーカー不在でシティはブラジル代表FWに苦しめられたが、重要な一戦で復帰したウォーカーがヴィニシウスを完封。レアルの攻撃力を割くことに成功している。
後半もヴィニシウスとウォーカーの対決が見られることになったが、ウォーカーは実戦から離れていたということもあって72分にピッチを後にする。すると、73分、ベルナルド・シウバの長いドリブルで敵陣に侵入すると、最後はリヤド・マフレズがシュートを放つ。これがゴールネットを揺らし、シティが先制に成功する。その後はジャック・グリーリッシュらを投入し、ビッグチャンスを2度生み出すも決められず。それでも、リードは2点であり、このまま終わるかと思われたが、途中出場のロドリゴがベンゼマの折り返しに合わせて1点を返す。すると、その1分後にロドリゴがクロスからヘディングで2点目をゲット。2戦合計5-5となり、延長に突入する。勢いに乗るレアルはシティの陣地に攻め込み、PKを獲得。ベンゼマが落ち着いて決め、3-1とリードをさらに広げる。その後はシティが猛攻を見せるも、届かずレアルがファイナル進出を決めた。

レアル・マドリード 3-1 マンチェスター・シティ

[得点者]
73分 リヤド・マフレズ(マンチェスター・シティ)
90分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
91分 ロドリゴ(レアル・マドリード)
95分 カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)

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