CL得点数でドログバを抜く 5年で3度CL決勝を戦うリヴァプールの点取り屋マネ

チームの3点目を決めたマネ photo/Getty Images

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決勝トーナメントで15ゴール目

UEFAチャンピオンズリーグ準決勝でリヴァプールはビジャレアルと対戦し、2ndレグを3-2と勝利。2試合合計5-2として決勝進出を決める。ビジャレアルとの2試合でゴールを決めたサディオ・マネは、アフリカ人プレイヤーとして大きな記録を塗り替えた。

1stレグでもゴールを決めているマネは2-2で迎えた74分、ハーフウェイラインから相手DFの裏に抜け出す。すると飛び出してきたGKヘロニモ・ルジをかわして、最後は無人のゴールにボールを蹴り込みチームの3点目を決める。

この得点が彼のキャリアでCL決勝トーナメントでの15ゴール目を記録。この得点数は、アフリカ人選手として決勝トーナメントでの最多得点となり、元コートジボワール代表FWのディディエ・ドログバを抜いて単独トップとなった。今季もCL決勝進出となったリヴァプールは、ここ5年で3度CL決勝の舞台に足を運んでいる。グループステージも含めると、5年間で24ゴールを決めており、彼の得点のおかげであることは間違いない。

昨季はセンターバックに怪我人が続出し守備の負担により精彩を欠いたマネ。プレミアリーグは11ゴール、CLは3ゴールを決めているが1対1を外す場面も見受けられ、今季開幕頃もそのようなシーンは少なくなかった。それを経て現在は本来のパフォーマンスを取り戻しており、ゴールを量産。彼の復調が4冠に挑戦するチームで非常に大きな存在感を見せているのだ。

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