マテュイディ、モッタ世代の方が豪華だった…… “中盤弱体化”指摘されるPSGが狙うポグバら新MFたち

PSGで活躍したマテュイディ photo/Getty Images

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今夏の補強ポイントの1つに

昨夏にはリオネル・メッシを加えるなど、パリ・サンジェルマンの前線はどんどん豪華になってきた。では、中盤はどうだろうか。

ジョルジニオ・ワイナルドゥムは加えたものの、今季はヒットしなかった。コンダクターとなるマルコ・ヴェラッティも怪我が目立ち、今の中盤をワールドクラスと言えるかは微妙なところだ。

かつては経験豊富なベテランだったチアゴ・モッタ、フランス代表の一員として2018年のワールドカップ制覇にも貢献した走り屋のブレーズ・マテュイディ、若手有望株だったアドリエン・ラビオらがおり、仏『Foot Mercato』は当時の方がパリの中盤はレベルが高かったと振り返っている。
ワイナルドゥムがヒットしなかったこと、中盤でもプレイできるアンヘル・ディ・マリアの退団が予想されることを考えれば、今夏の中盤補強はマストだろう。

最大のターゲットはマンチェスター・ユナイテッドを離れるとされるポール・ポグバだ。近年はポグバもコンディションが安定しないが、フランス人選手のポグバはパリの看板プレイヤーとなるにふさわしい。今のパリにポグバほど攻撃にアイディアをプラスできるMFは存在せず、フィットすれば確実な攻撃力アップとなる。

さらに仏『Le Parisien』は、パリが8番の役割に当てはまる選手としてリーグ・アンのRCランスでプレイする26歳MFセコ・フォファナ、ニースでプレイするリリアン・テュラムの息子である21歳MFケフレン・テュラムに目をつけていると伝えている。

両者は世界的に有名とまでは言えないかもしれないが、リーグ・アンでは結果を残している。フォファナは今季リーグ戦で7得点を記録し、21歳と若いテュラムも4得点を記録。192cmとサイズのあるダイナミックなMFである点も興味深い。

ポグバに加えてもう一枚ほどインサイドハーフの即戦力を加えられれば大きいが、パリは今夏も派手に動くか。

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