ディアスの強引さが生んだ貴重な同点弾 苦しい時こそ輝ける自らの武器

同点弾を決めたディアス photo/Getty Images

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トッテナム戦で1ゴール

リヴァプールはプレミアリーグ第36節でトッテナムと対戦。1点をリードされる展開も、後半に追いつき1-1のドローで決着した。ルイス・ディアスの持つ勢いと強引さが、リヴァプールが同点に追いつく武器となった。

この試合も左ウイングで先発出場したディアス。トッテナムに1点を先制されたリヴァプールは74分、右サイドからディアスがペナルティエリア外をカットインし、二人の守備をかいくぐるとシュートを放つ。相手守備に当たってシュートコースが変わったボールはネットに吸い込まれて同点となる。

ディアスはリヴァプール加入後は献身的なプレイや味方を使うことも多かった。それでも彼もストロングポイントは、スピードとキレを生かしたドリブルであることは間違いない。徐々に自らの良さも発揮していたストライカーが、負けられない一戦で強引に仕掛けてチームに勝ち点をもたらした。
今冬にリヴァプールへ加入して即フィットし、公式戦で17試合6ゴールを記録しているディアス。チームのスタイルへと馴染む段階はすでに終わっている。あとは苦しい時にどれだけ自身の良さを発揮して勝利に貢献できるか。それを見せられたトッテナム戦だった。

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