約20億円で獲得可能なお買い得にアーセナルが興味 “104分で1ゴール”に関与する189cmのビッグマンFW

今季スタッド・ランスで評価を高めるウーデ・エキティケ photo/Getty images

悪くない選択肢だ

チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、ウェストハムと4位争いをするライバルとの戦いを制し、見事3連勝を達成したアーセナル。まだまだ確定ではないが、CL出場に向けて大きく前進している。

CL出場権の獲得は移籍市場での大きなメリットとしてチームを助ける。以前ビジャレアルのパウ・トーレスがトッテナムからオファーがあった際に「CLを戦いたい」という理由でオファーを拒否したとの話もあり、今季のアーセナルの躍進は今後の自チームを助けることにもつながるのだ。

英『football.london』によればアーセナルは来夏ストライカーを2人獲得しようと考えており、メインターゲットはマンチェスター・シティのガブリエウ・ジェズス、ローマのタミー・エイブラハムだと報じられている。しかし、両選手ともに移籍金が高額であり、中盤やサイドバックの補強を考えるアーセナルとしてはお財布事情が苦しい。そのため、なるべくお買い得な補強を行いたい。

そこで獲得候補に挙がっているのは、リーグ・アンのスタッド・ランスでプレイするFWウーゴ・エキティケである。19歳のストライカーで今季はリーグ戦21試合で9ゴール2アシストを記録。NEXTムバッペと呼ばれる神童であり、ユナイテッドも獲得に興味を示しているとされているが、CL出場権獲得の近いアーセナルがレースで有利になると英『football.london』では予想している。

189cmの高さに加え爆発的なスピードを持つエキティケ。今季1152分で11ゴールに関与する得点能力の高さは魅力的であり、途中交代からでもゴールにつなげる力を持っている。3トップの中央だけでなく、サイドでも今季はプレイしており、バリエーションの広さも獲得する際の大きなメリットである。

そしてなんといっても最大の魅力は1300万ポンド(日本円にして約20億円)で獲得できるとされる移籍金の安さだ。ジェズスにしてもエイブラハムにしても人気銘柄であり、ローマFWは100億円越えとの話もある。そうなれば両取りは難しく、どちらか一人を獲得してエキティケのようなお買い得物件との契約をまとめるべきだろう。

アレクサンドル・ラカゼット、エディ・エンケティアの2人のストライカーが今季で退団濃厚とされるアーセナル。CLを戦うにしても前線の補強は必須であり、続報を待ちたい。

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