昨季ブレイクも今季は出場機会減少 黄金期を続けるために必要不可欠なリヴァプールMFの成長

主力の座を奪いたいジョーンズ photo/Getty Images

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4月2日の第31節ワトフォード戦以来となる先発

リヴァプールは延期されていたプレミアリーグ第33節でアストン・ヴィラと対戦し、1点を先制されるものの、2得点を決めて2-1と逆転勝利した。久しぶりの先発出場となったカーティス・ジョーンズは、自身の高いパフォーマンスを発揮してアピールした。

ナビ・ケイタ、ファビーニョとともに中盤でスタメンに名を連ねたジョーンズ。インサイドハーフで積極的に仕掛けてチャンスを作り、攻撃で良さを発揮する。42分には相手の横パスを中央でカットして、積極的にシュートを放つ。これはGKに防がれるものの、素早い好守の切り替えから相手ゴールを脅かした。

昨季から背番号を「17」に変更し、ジョーンズはクラブから大きな期待を寄せられた。怪我人が続出した昨年は主力として活躍し、プレミアリーグで24試合に出場するなど自身にとっては充実したシーズンを送った。

しかしチアゴ・アルカンタラやケイタなど中盤の選手がコンディションを戻すと同時に自身の怪我も重なり、出場試合数は減少。ここまで14試合出場ながら先発は9と苦しい1年を過ごしている。

それでもアカデミー出身のMFとして彼にかかる期待は依然として大きい。今季はハーヴェイ・エリオットなどといった若い中盤戦士も台頭してきた。彼らとともに未来のリヴァプールをけん引していく存在となるため、世界トップクラスの選手たちからレギュラーを奪い取るほどの活躍を見せていきたいところだ。リヴァプールが今の強さをこれからも保つためには、ジョーンズの成長は欠かせない。

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