キエッリーニの後釜はフランス屈指の若手実力派CBか ユヴェントスが確保に迫る21歳のエアバトラー

ユヴェントスが獲得に迫っているとされるバディアシル photo/Getty Images

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現在はモナコと交渉中と現地メディア

はたして、2022-23シーズンにおけるユヴェントスの最終ラインはどのような布陣となるのだろうか。先日行われたコッパ・イタリア決勝後、これまで長きにわたってチームの守備を支えてきたDFジョルジョ・キエッリーニが今季限りでの退団を明言した同クラブ。大ベテランの域を迎えながらも奮闘してきた偉大な守備者の退団は、ビアンコネリにとって小さくない打撃になるはずだ。

そんななか、ユヴェントスが次世代の最終ラインを担う存在として目をつけている選手がいる。その選手とは、リーグ・アンのASモナコに所属するU-21フランス代表DFブノワ・バディアシル(21)だ。伊『calciomercato』によると、ユヴェントスはかねてより同選手の確保に向けて動いていたようで、現在はモナコとの具体的な交渉を行なっているという。まだ合意までには時間を要するようだが、着実に成立に向けて話は進んでいるようだ。

まだ若いながらも、モナコでは最終ラインの主力として守備陣を支える存在となっているバディアシル。今季は怪我による欠場が多かったこともありリーグ戦の出場が22試合にとどまっているものの、そのなかでは印象的な活躍を披露している。特に注目したいのは身長194cmのサイズを生かしたエアバトルの強さで、今季リーグ・アンにおける空中戦勝率はここまで驚異の76.47%を記録中。加えて、ロングパス成功率も53.9%という安定した数字を叩き出しており、彼が攻守においてハイレベルな能力を備えていることは窺い知ることができる。
若い選手ということもあってキエッリーニのような経験はないが、加入となればユヴェントスにとっては大きな補強となりそうなバディアシル。はたして、このU-21フランス代表DFは来季セリエAでプレイすることとなるのだろうか。ほかにも彼に興味を示しているクラブは少なくないようだが、その未来やいかに。

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