EL決勝でフランクフルトに頼れる男は帰ってくるか 鎌田の相棒を務める22歳に復帰の可能性

EL決勝に間に合う可能性が出てきているリンドストロム photo/Getty Images

今季はブンデスの最優秀新人賞を受賞

現地時間18日に行われるヨーロッパリーグ決勝までに、フランクフルトのヤングスターは万全のコンディションを整えることができるのか。復帰できるかどうかは現時点で微妙なところだが、彼がピッチへ帰ってくるとなればチームにとっては間違いなく大きい。

その選手とは、EL準決勝1stレグのウェストハム戦で負傷したMFイェスパー・リンドストロムだ。現地時間4月28日に行われたEL準決勝1stレグでハムストリングを負傷し、現在は離脱を強いられている同選手。当初は今季中の復帰が難しいのではないかとの現地報道もあったが、彼には決勝で復帰する可能性が生まれている。

独『Spox』によると、現在のリンドストロムは軽いトレーニングを行っている状況とのこと。フルタイムでプレイできるかどうかはまだ不明なようだが、決勝でベンチ入りを果たす可能性は決して低くないという。オリバー・グラスナー監督もリンドストロムの復帰には楽観的で、現地メディアに対しては「彼は明日のトレーニングに一部加わる予定だ。もちろん、治療も並行しながらだけどね」とコメントしている。

今季は加入初年度ながらフランクフルトで公式戦38試合に出場し、ここまで5ゴール9アシストの成績を残しているリンドストロム。その活躍から、同選手は今季のブンデスリーガ最優秀新人賞にも選ばれている。右シャドーのポジションに彼が帰ってくるとなれば、フランクフルトにとってこれ以上の吉報はない。ウェストハムとの準決勝2ndレグで代役を務めたイェンス・ペッター・ハウゲも良い仕事をしているが、リンドストロムのクオリティはさらに一段上と言えるだろう。

実に42年ぶりとなる欧州カップ戦のファイナル進出を決めたフランクフルト。はたして、グラスナー監督はこの大一番でどのようなスタメンをピッチに送り出してくるのか。リンドストロムが起用可能となれば、選択肢に幅が出るのは間違いない。

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