2部で29ゴールを決めて昇格に貢献 世代別英代表の元エースが来季プレミアで得点量産も

今季チーム得点王となったソランケ photo/Getty Images

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リヴァプールでは結果を出せずも

今季チャンピオンシップで2位となり、ボーンマスはプレミアリーグへの復帰を果たした。2019-20シーズンに2部降格を経験した同クラブは、2年でイングランドのトップステージまで這い上がってきた。

そんなクラブでエースとして君臨している男がドミニク・ソランケだ。昨季ボーンマスへと加入すると、1年目から15ゴールを決める活躍を見せて得点能力が開花。今シーズンはさらに磨きがかかり、リーグ2位となる29得点を決めてクラブを2位へと押し上げる原動力となったのだ。

チェルシーのアカデミー出身のソランケは、イングランドの各世代別代表でも活躍しており、2017-18シーズンにはリヴァプールが獲得するなど将来を大きく嘱望されていた。しかし、ロベルト・フィルミーノやサディオ・マネ、モハメド・サラーからなるフロントスリーに割って入ることができず、2年間でわずか1ゴールに終わった。

そして昨季から2部を戦うボーンマスへ加入し、自身の持ち味であるスプリント力と巧みな技術を生かして得点を量産。またゴール前では冷静さやシュートスキルの高さなど、強みを全面に見せてチームの攻撃陣をけん引した。

来季は再びプレミアの舞台へと戻るソランケ。プレミアでも自身のストロングポイントを発揮できれば、得点量産も可能だ。またアカデミー時代を育ったチェルシーや、古巣のリヴァプールなどとも対戦することになるだろう。成長した姿を見せることができるか、24歳のストライカーをこれからも大きな挑戦が待っている。

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