冨安に続いてステップアップ? ボローニャが抱える逸材MFにアーセナルもナポリも熱視線

今夏の去就に注目が集まるスヴァンベリ photo/Getty Images

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昨夏旅立ったサムライに続けるか

昨夏の移籍市場でボローニャからアーセナルへと移籍し、加入初年度から早くもファンの心を掴んだ日本代表DF冨安健洋。セリエAの中堅クラブからプレミアの名門クラブへと渡った男は、非常に順調にそのキャリアを前進させている。

そんな冨安に続いて、今夏ボローニャから各国の名門クラブへと羽ばたいていく選手はいるのだろうか。世界的にはそれほど目立つ立ち位置にいないものの、現在の同クラブにはまだ多くの将来有望な逸材が揃っている。FWムサ・バロウ(23)、MFニコラス・ドミンゲス(23)、DFアーロン・ヒッキー(19)……。いずれもこれからのステップアップには期待がかかる。

しかし、そんななかでなかでも特に注目したいのはスウェーデン代表MFマティアス・スヴァンベリ(23)だ。中盤を主戦場とする同選手は、ここ数年でシニシャ・ミハイロビッチ監督が率いるチームのなかで急成長。かねてよりその将来性には注目が集まっていたが、今季は特にミドルシュートの精度など攻撃面でのクオリティが磨かれた印象だ。
そして、そんなスヴァンベリに対しては現在アーセナルやナポリが獲得に名乗りを上げていると伊『calciomercato』が伝えている。今はまだセリエAの中堅クラブ所属選手に過ぎないものの、彼は夏の移籍市場で4大リーグの上位クラブへと渡ることが濃厚となっている。そういったクラブでプレイするだけの実力は伴っているだけに、スヴァンベリが新天地を求めることとなればどこまで存在感を示すことができるかは楽しみだ。もしかすると、彼は獲得したクラブにとっては冨安にも匹敵する“掘り出し物”になるかもしれない。

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