ヴィニシウス、ロドリゴ級の南米産タレントを探せ リーベルプレートのセントラルMFにレアル、シティ、マンUが注視

リーベル・プレートのエンソ・フェルナンデス photo/Getty Images

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中盤の世代交代は今のところ順調

レアル・マドリードの中盤3人と言えば、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミロの3人がお馴染みだ。最近はフェデリコ・バルベルデやダニ・セバージョス、エドゥアルド・カマヴィンガといった若手選手も彼らの間に割って入るようになったが、彼らと同等、もしくは超えるレベルまで成長するかどうかはまだわからない。

36歳のモドリッチを筆頭に、彼らの後釜探しはレアルの強さを維持するための重要な課題だ。レアルはその後継者候補の1人として、リーベル・プレートのエンソ・フェルナンデス獲得を目指しているようだ。

スペイン『AS』によれば、この選手にはレアル以外にマンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッドといったクラブも目をつけているという。中盤の層が薄いマンUは別だが、中盤の層が厚いシティでいきなり活躍できるかどうかは怪しいところ。即戦力としての獲得ではない可能性が高い。

しかしレアルにはエンソ・フェルナンデスをいきなりトップチーム入りさせる構想もあるようだ。同メディアによれば、6月で契約満了となるイスコや2023年に契約切れとなるダニ・セバージョスが今夏に退団した場合、下部組織のカスティージャを経由させず、彼らの穴埋めとしてトップチームに登録する可能性があるという。

南米から獲得し、ローン移籍をさせずに育て上げた選手には、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスといった例がある。ここ最近当たりを引きまくっているレアルが目をつけたエンソ・フェルナンデスの名は、どこのチームに加入したとしても覚えておいて損はないかもしれない。

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