元リヴァプールのジェラードが立ちはだかる最終節 アストン・ヴィラと対戦するシティのポジティブな2つの話題

ジェラートが最終節マンチェスター・シティの前に立ちはだかることになる photo/Getty images

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勝てば優勝、負ければ無冠だ

23日に同時刻開催となるプレミアリーグ最終節。注目カードはマンチェスター・シティ対アストン・ヴィラ、リヴァプール対ウルブズのこの2カードになるだろう。リーグタイトルがかかった一戦であり、目が離せない熱いゲームになることは間違いない。

シティが2連覇を達成する条件は勝利することだ。現状勝ち点は2位のリヴァプールと1ポイント離れており、白星で勝ち点3を獲得すればリヴァプールは追い付けない。対するリヴァプールはウルブズに勝ち、シティがヴィラに負ける、もしくは引き分ける必要がある。難しいが現実となれば、前人未到の4冠が見えてくる。

前節シティはウェストハムに2-2で引き分けており、明らかに守備陣に問題があった。だが、これはルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、カイル・ウォーカーと守備を支えていた選手たちの離脱が大きな原因であり、フェルナンジーニョがウェストハム戦ではセンターバックを務めた。現状が変わらなければヴィラ戦でのウィークポイントとなるが、英『manchester evening news』によればストーンズ、ウォーカーがトレーニングに復帰したと報じている。

これはシティとしては大きい。起用されるかどうかはジョゼップ・グアルディオラ監督次第だが、彼らが入ることで守備陣が引き締まるのは間違いない。特にスピードのあるウォーカーの復帰は大きく、カウンターで弱さを露呈することは減る。守備陣が安定すれば今季のシティは強い。ケビン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、フィル・フォーデンと攻撃陣は万全であり、96ゴールはプレミア最多の数字である。

もう一つポジティブな要素としてシティはヴィラに滅法強いのだ。これまでの戦績を振り返ると、シティが最後に負けたのは2013年の9月28日までさかのぼることになる。約8年負けていないのは凄い。

最終節は元リヴァプールのスティーブン・ジェラード率いるヴィラとの対戦と、因縁を感じるものとなっている。今冬に加わったフィリペ・コウチーニョも元リヴァプールであり、シティは彼らを打ち破り、プレミア2連覇を成し遂げることができるのだろうか。

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