高精度キックで大阪ダービー勝利に貢献 左SBで主力となる山中亮輔が逆転弾をアシスト

山中が高精度のクロスを供給する(写真は柏戦) photo/Getty Images

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チームの2点目をアシストした山中

セレッソ大阪はJ1第14節でガンバ大阪と対戦し、後半に3得点を決めて3-1と逆転勝利を果たした。逆転ゴールをアシストした山中亮輔は、自身の持ち味を十分に発揮して大阪ダービー勝利に貢献する。

1-1で迎えた65分、中盤でボールをつなげると左サイドからオーバーラップした山中がダイレクトでクロスを上げる。遅れ気味に入ってきた奥埜博亮が頭で合わせてゴールネットを揺らし、勝ち越しに成功した。

浦和レッズから加入した山中は今季、左サイドの新たな武器となっている。開幕頃は控えに甘んじていたものの、第4節の清水エスパルス戦で1アシストを記録して今季J1初勝利に貢献。この試合でレギュラーをつかむと、ここまで12試合に出場、うち9試合に先発しており、今試合では3アシスト目となった。データサイト『SofaScore』によれば、この試合でクロス成功数「5」を記録するなど、攻撃でもチームに強みをもたらしている。

C大阪の左サイドバックにはチームに長く在籍する丸橋祐介が存在するが、丸橋と山中のハイレベルな正ポジション争いはC大阪全体に刺激を与え、相乗効果へとつながっていく。宿敵・ガンバ大阪を下し、今季5勝目を手にした遠因として山中の高精度のキックも挙げられるのだ。

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