CL決勝に向けてファン・ダイクが完治宣言 4年前のリベンジへ成長を見せるか

トレーニングに励むファン・ダイク photo/Getty Images

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ウルブズ戦は欠場したが

FAカップ決勝で負傷し、途中交代となっていたフィルジル・ファン・ダイク。プレミアリーグ最終節のウォルバーハンプトン戦も欠場し、ジョエル・マティプとイブラヒマ・コナテが先発した。レアル・マドリードとの大一番を残すリヴァプールにおいて彼が出場できるかどうかは、非常に大きな問題である。

そんななかでクラブ公式のインタビューに応えたファン・ダイクは現在の状態について「身体は大丈夫。まったく問題ないよ」とコメント。懸念されていたUEFAチャンピオンズリーグ決勝への出場についても「もちろん、土曜日の決勝に向けてとても興奮している」と出場への意欲を示した。

レアルとのCL決勝は2017-18シーズン以来となる。ファン・ダイクは同年冬に加入してすぐにチームのディフェンスリーダーとなり、CL決勝の舞台へと上り詰めた。しかし結果は1-3と敗戦し、準優勝で涙をのむ結果となった。

当時の経験を糧にリヴァプールは大きく成長し、翌年のCL優勝、19-20のプレミアリーグ制覇へとつながっていく。そして今季はリーグ優勝こそ逃したものの、カラバオカップとFAカップを制しており、CLを獲ればカップ・トレブルとなる。3冠達成に向けて4年前の因縁の相手にリベンジを果たすことができるか。

「チームは(17-18から)大きく成長したと思う。より多くの経験を経て、何人かの選手が加わった。そして、あの試合でプレイした選手の多くは、まだチームのためプレイしている」

今回のレアル戦でどれだけ成長した姿を見せられるか。ファン・ダイクの奮起にも期待したい。

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