カバーニはファンの前でもっとゴールを決めたかった 夢の劇場を存分に味わえなかったマンUでの2年間

クリスタル・パレス戦がラストゲーム photo/Getty Images

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C・ロナウドの帰還により今季は背番号21を背負った

リーグ最終節のクリスタル・パレス戦でスタメンフル出場を果たしたマンチェスター・ユナイテッドのエディンソン・カバーニ。6月限りで契約が終了となり、オールド・トラッフォードでの2年間に幕を閉じる。

昨季のカバーニはリーグ戦26試合10ゴールとマンUの2位フィニッシュに大きく貢献したものの、今季は度重なった怪我もあり15試合2ゴールという寂しい成績に終わっていた。

カバーニはマンUの公式インタビューでファンやサポーターに向けて感謝の言葉を述べているが、特に観客の前であまりゴールを決められなかったことを嘆いている。

カバーニが活躍した2020-21シーズンのプレミアリーグは、コロナウイルス感染拡大の影響によりほとんどの試合で観客の動員が制限され、カバーニのゴールを生で見ることができたファンは数少ない。観客が戻ってきた今季はなかなかゴールを決めることができなかったため、それがカバーニにとっては心残りのようだ。

「昨季のようなゴールを決めることができていたら、もう少しファンと一緒に喜ぶことができた」

カバーニはこう言っているものの、多くのマンUファンは画面越しに彼のゴールを見て歓喜していたはず。しかも観客が戻リ始めた昨季終盤のフラム戦では、ロングレンジからキーパーの頭上を超える美しいループシュートを決め、オールド・トラッフォードに久々となる大歓声を響かせていた。

たとえファンの目の前でゴールを決めることができなかったとしても、オーレ・グンナー・スールシャール前監督に懇願され、もう1年マンUでプレイしてくれたカバーニには多くのサポーターが感謝しているはず。今後のカバーニがどこでプレイを続けようと、その行く末を見守り続けることだろう。

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