鹿島で見せる得点力は日本代表でも発揮できる? 今季J1二桁得点を達成した上田綺世の活躍は

代表戦での上田のゴールにも期待だ photo/Getty Images

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FC東京戦で1得点を決めた

J1第16節で鹿島アントラーズとFC東京が対戦し、3-1とFC東京が勝利を収めた。この試合で1得点を決めた上田綺世はリーグ唯一の二桁ゴールを達成。今季はゴールラッシュが続いている。

今試合も鈴木優磨との2トップで挑んだものの、52分までに3ゴールを奪われる苦しい展開となる。それでもPKで3失点目直後の53分、左サイドからのクロスボールを和泉竜司が落とすと、フリーの上田が豪快な一撃を決めて反撃のゴールを挙げた。追加点は奪えず試合は敗れたものの、これで上田は今季リーグ一番乗りでの二桁得点を記録する。

今季は高い決定力を見せてゴールネットを揺らし続ける上田。ここまで16試合10ゴールを記録し、出場した16試合中8試合で得点を決めている。ストライカーのセンスあふれる動き出しやシュート技術の上手さを発揮して鹿島の攻撃をけん引している。

鹿島でここまでの活躍をみせる上田は、日本代表のチームでも自身のポテンシャルを発揮することができるだろうか。鈴木との2トップでの関係性がよく、彼らが絡んでゴールを奪うシーンはよく見受けられる。日本代表では3トップの中央や1トップを務めることが予想され、ウイングや2列目の選手たちとどのように関わってチャンスを作れるかが、代表での得点量産のカギとなるだろう。ブラジル相手にもゴールを奪うことができれば、大きな自信につなげられる。J1トップスコアラーの上田が日本代表攻撃陣も引っ張っていく存在になれるだろうか。

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