20歳で《ブンデスリーガCB第5位》の市場価値に クロアチアより出てきた逸材グヴァルディオルの成長

ライプツィヒで成長するグヴァルディオル photo/Getty Images

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クロアチアの最終ラインを統率する存在へ

若手育成に定評のあるライプツィヒは、若手の才能を見抜く術に長けている。

昨夏チームに加えた選手で大ヒットとなりつつあるのが、20歳のクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルだ。

クロアチアの名門ディナモ・ザグレブから1880万ユーロの移籍金でチームに加わったグヴァルディオルは、今季ライプツィヒで一気にブレイク。チーム2位となる47回のタックル成功数、チーム1位となる51回のインターセプト数を記録するなど、20歳の若さでブンデスリーガに適応してみせた。クロアチアの次代を担うディフェンスリーダーなのは間違いない。
市場価値も上昇している。昨夏の1900万ユーロから現在は3000万ユーロまで上昇しており、これはブンデスリーガのセンターバック部門ではバイエルンDFリュカ・エルナンデス(5000万ユーロ)、ダヨ・ウパメカノ(4500万ユーロ)、レヴァークーゼンDFエドモン・タプソバ(4000万ユーロ)、バイエルンからドルトムントに移籍するDFニクラス・ズーレ(3500万ユーロ)に次ぐ第5位の数字だ。

英『90min』はチェルシーなどビッグクラブがグヴァルディオルに関心を示していると伝えているが、ライプツィヒからクロアチアのヤングスターが羽ばたく日もそう遠くはないだろう。

レフティーでセンターバックと左サイドバックの両方をこなせる点も魅力で、すでにクロアチア代表でも10試合こなしている。今年のワールドカップにも参戦する可能性が高く、来季の活躍でグヴァルディオルの評価はさらに上昇しそうだ。

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