デ・ブライネが“第2のグアルディオラ”に一歩前進 ベルギー代表戦士たちがUEFAの指導者ライセンスを取得

ペップ流を知るデ・ブライネ photo/Getty Images

デ・ブライネはグアルディオラの教えを広めるつもりだ

最終節で劇的な逆転勝利を収め、見事プレミアリーグ連覇を達成したマンチェスター・シティ。その立役者の一人には間違いなくMFケビン・デ・ブライネの名前が挙げられる。

今季もシティで際立った活躍を見せたデ・ブライネは、リーグ戦30試合に出場し、15ゴール8アシストを記録。2019-20シーズン以来となる2度目のシーズンMVPにも選ばれた。

このようにプレイヤーとして素晴らしい活躍を見せているデ・ブライネだが、すでに引退後のキャリアにも目を向けているようだ。英『The Mirror』によれば、デ・ブライネを始めとする複数のベルギー代表選手たちがUEFAのAライセンスを取得したという。

これはベルギー代表を率いるロベルト・マルティネス監督によって実行に移されたプロジェクトのようで、2018年ロシアW杯の1年後から何人かの選手が受講を開始したそう。今回UEFAのAライセンス取得した現役選手にはデ・ブライネの他に、ドリース・メルテンスやシモン・ミニョレ、アクセル・ヴィツェルといった計11名のベルギー代表経験者が含まれている。

同メディアによれば、デ・ブライネはジョゼップ・グアルディオラ監督に教わった知識を母国の選手たちに伝えていきたいと考えているようで、今回の指導者ライセンス取得により、引退後すぐにその第一歩を踏みだせることになった。現役引退後にライセンスを取得するとなると、実際に指導を行うまでに時間がかかってしまうため、現役のうちに取得を進めておくというのは画期的なアイデアだろう。

これをお手本にして、現役中に指導者ライセンスを取得する選手がこれからどんどん増加していくかもしれない。

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