早くもザルツブルクの売却益が100億円越えに? アデイェミ、アーロンソンに続く5大リーグ行きが噂される守備者は何者か

5大リーグ行きが噂されるラスムス・クリステンセン photo/Getty images

生きのいい若手を輩出している

アーリング・ハーランドやナビ・ケイタ、ドミニク・ショボスライと多くの実力者を5大リーグに輩出していることで知られるレッドブル・ザルツブルク。育成に長けたクラブであり、リヴァプールでプレイする南野拓実の出身チームでもある。

そんなザルツブルクだが、今回のシーズンオフも順調に選手を5大リーグに送っている。まずはボルシア・ドルトムントへ向かったFWカリム・アデイェミだ。ドイツ代表にも選ばれているアタッカーであり、ハーランドの後釜として引き抜かれた。次にMFブレンデン・アーロンソンだ。アメリカ生まれのMFでプレミアのリーズ・ユナイテッド行きが発表されている。両者ともに高額な移籍金で獲得されており、計6250万ユーロ(日本円にして約86億円)の利益が出たと予想できる。

すでに2人の主力を売却したザルツブルクだが、早くも次の売却の可能性があるようだ。英『90min』によるとデンマーク代表のDFラスムス・クリステンセン(24)に複数のクラブから問い合わせが来ているようだ。

デンマークのミッティランでプロとなり、その後アヤックスを経由してオーストリアにやってきたクリステンセン。右サイドバックの選手であり、今季44試合で10ゴール8アシストを記録した得点力のあるSBだ。報道によればプレミアリーグのブレントフォードとリーズ、ブンデスリーガではドルトムントが関心を寄せているクラブのようだ。具体的な移籍金は明かされていないが、アデイェミ、アーロンソンらに近い額であれば6月時点でザルツブルクは100億円近い利益を生むことになる。

クリステンセンは187cmとサイズのある攻撃的なSBだ。7ゴール、ドリブル成功数39回、オンターゲット17本とDF限定だが、多くの攻撃的なスタッツでリーグトップを記録している。ドイツ王者であるバイエルン・ミュンヘンとCLで対戦した際は5回のタックルを成功させるなど守備でも存在感を見せており、5大リーグで通用する実力を備えている。

アデイェミ、アーロンソンに続いて5大リーグ行きが決まりそうなクリステンセン。デンマーク代表でも直近のセルビア戦で起用されており、このSBの名前は今後よく聞くことになりそうだ(データは『SofaScore』より)。

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