東口順昭に続き一森純も負傷離脱 守護神不在で3人起用とGKに悩めるG大阪

活躍を見せた一森だったが photo/Getty Images

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一森、加藤がJ1デビューに

今季のガンバ大阪は、片野坂知宏監督を迎えてここまで4勝5分6敗の13位と苦しいシーズンを戦っている。公式戦3連敗のなかで迎えた天皇杯2回戦ではFC岐阜に2点をリードされる展開となったが、同点に追い付き延長戦の末に辛くも勝利を手にした。

そんなG大阪で今季悩みの種となっているのが、守護神問題だ。東口順昭は右膝内側半月板損傷のため、シーズン開幕から出場できず長期離脱を強いられている。そんな中で序盤は石川慧を起用し、第2節浦和レッズ戦では好セーブを連発して今季初勝利に貢献。その後は一森純が正GKの座を奪い、第11節の北海道コンサドーレ札幌戦から3試合連続でクリーンシートを達成するなど、守護神不在の中でも他のGKが奮起を見せている。

しかし一森も5月28日の練習中に右手を負傷してチームを離脱することに。第16節のサガン鳥栖戦では加藤大智がJ1リーグ初出場。2失点を喫してしまい、チームは1-2と敗れている。G大阪は今季、リーグ戦だけですでに3人のGKを起用することとなっている。
守護神の不在の中でチームの失点数は「20」を記録しており、クリーンシート数は4試合のみと苦しい状況だ。これから日本代表戦のためJ1は中断期間に入る。18日まで試合がないため、もう一度立て直しを図るには重要な時間だろう。まもなく東口の復帰も考えられ、彼の復帰がチームに安定感を与えてくれる。前半戦は正GKに悩まされたG大阪だが、後半戦は復帰した東口の好守で復調していくかもしれない。

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