プレミアトップのロングパス成功数を誇るデンマーク代表CB W杯で活躍にも期待する最後尾の司令塔

守備の中心となるアンデルセン photo/Getty Images

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今季からクリスタルパレスへ移籍した

今季のプレミアリーグはマンチェスター・シティとリヴァプールが最終節まで争い、最終戦・アストン・ヴィラ戦での逆転劇によってシティが連覇を果たした。ソン・フンミンがアジア人初の得点王に輝くなど、さまざまな個人記録も生まれている。

そんな中で注目したいのが、クリスタルパレスで存在感を発揮したヨアキム・アンデルセンだ。昨季フラムでプレミアリーグ初挑戦を遂げたアンデルセンは、今季レンタル元だったリヨンからクリスタルパレスへ移籍。今季34試合に出場して主力の座をつかむ。

昨季はフラムで主力となるものの、チャンピオンシップ降格を経験した。それでも実力が認められ“個人残留”を果たしたアンデルセンは、今シーズンのプレミアリーグ1試合でのロングパス成功数で「7.4」を記録。3アシストを決めるなど正確なキックで最後尾の司令塔になる男は、カウンターの起点としてチームの大きな武器になった。
オランダやイタリアで頭角を現したアンデルセンは、昨季から挑戦するプレミアリーグで、さらなる成長を続ける。190cmの長身を生かしたフィジカルに高い守備能力で存在感を示しているのだ。デンマーク代表にも選出されており、FIFAワールドカップでの活躍にも期待される26歳は、来季さらなるポテンシャルを発揮できるだろうか。

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