日本代表がW杯で警戒すべき男は17歳 スペイン代表史上最年少得点を記録したバルサの逸材

スペイン代表でも輝きを放つガビ photo/Getty Images

チェコに同点ゴールを決めたガビ

スペイン代表はUEFAネーションズリーグでチェコ代表と対戦。2度のビハインドを追いつき2-2のドローで決着している。この試合でゴールを決めたガビは、スペイン代表史上最年少得点を記録して存在感を発揮した。

開始4分に先制点を決められる苦しい展開となったスペインだったが、前半アディショナルタイムに17歳が同国を救う。クロスボールのこぼれ球をペナルティエリア中央で拾ったロドリから、右のガビへパスを通す。ガビの狙い澄ました左足でのゴールが決まって前半のうちにスペインが同点に追いついた。

17歳304日でスペイン代表初ゴールを決めたガビ。これは同国の史上最年少ゴールとなり、2020年9月に記録したアンス・ファティを上回ることとなった。17歳とは思えない落ち着きと技術の高さを見せつけたガビは、すでにバルセロナだけでなくスペイン代表でも中心選手の1人となっているのだ。

英『Mirror』によるとリヴァプールが獲得を検討していたものの、巨額な売却額を支払うことはできないため撤退したと報道。ガビは来季もバルセロナの主軸として活躍が期待される。リーガでの成長を続ける若き逸材は、すでにスペイン代表でも、その才能を遺憾なく発揮している。日本代表がFIFAワールドカップで警戒すべき男は、この17歳かもしれない。

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