迷えるワイナルドゥムを擁護する元同僚ファン・ダイク オランダ代表復帰に向けPSGから移籍もありか

PSG移籍は失敗に終わるのか photo/Getty Images

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上手くいかなかったPSG移籍

昨夏にリヴァプールからパリ・サンジェルマンへと移籍したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム。リヴァプールでは中盤のレギュラーとして活躍していたが、PSGでは途中出場の機会も多く、定位置を掴むことはできなかった。

ワイナルドゥムはマウリシオ・ポチェッティーノ監督率いるチームで今季リーグ戦31試合に出場したものの、そのうち途中出場は13試合。プレイタイムで比較するとよりわかりやすく、リヴァプール最終年がリーグ戦2947分の出場だったのに対し、今季は1654分に留まっている。

これに追い打ちをかけるように、ワイナルドゥムは6月のオランダ代表メンバーからも外れてしまった。オランダ『VI』によれば、前回の代表戦があった3月からワイナルドゥムのクラブでの状況が変わらなかったことにより、ルイ・ファン・ハール監督は他の選手を優先して招集したようだ。

しかし、こんなワイナルドゥムの状況を見かねたリヴァプール時代の同僚、フィルジル・ファン・ダイクは彼のことを擁護。英『The Mirror』によれば、オランダ代表が1-4で勝利した先日のベルギー戦を前に、元チームメイトについて語っていたようだ。

「私は代表監督ではないが、ジニ(ワイナルドゥム)のクオリティを考えれば、常にオランダ代表の一員でいるべきだと思う」

「しかし、彼はキャリアの中でベストな状態ではない。彼本来の姿ではない。彼はオランダ代表監督が下した選択を受け入れなければならない」

ワイナルドゥムが11月のカタールW杯に出場したいのであれば、今夏中に出場機会がありそうなクラブへ移籍するか、シーズン開始からPSGでポジションを確保するしかないだろう。どちらを取ってもリスクは高そうだが、ワイナルドゥム本人が後悔しない道を選んでほしいところだ(データは『WhoScored.com』より)。

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