英3部から1部にステップアップ? サウサンプトンが興味を示す“エデルソンの後継者”として期待されている男

サウサンプトン行きの可能性が出ていたバズヌ photo/Getty images

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プレミア挑戦となるのか

終盤6戦勝ちなしで最終的には15位でシーズンを終えたサウサンプトン。総失点数67と守備に問題を抱えるシーズンであり、来季は守備の強化が重要になる。

そんなセインツだが、今季リーグ戦19試合に出場したGKフレイザー・フォースターのトッテナム行きが発表された。イングランド代表にも選ばれていた経験豊富なGKであり、彼が抜けるとなると新しいGKの獲得が必要になる。

英『The Athletic』によると今季イングランドの実質3部であるEFLリーグ1のポーツマスでプレイしていたGKギャヴィン・バズヌの獲得を目指しているようだ。
保有元はマンチェスター・シティで20歳ながらすでにアイルランド代表デビューを飾っているバズヌ。代表ではリヴァプールのクィービーン・ケレハーとポジションを争っている。サウサンプトンはGKアレックス・マッカーシーとポジションを争うことができる人材を探しており、バズヌに可能性を感じたという。シティはバズヌを完全移籍で手放すことを考えていないが、セインツは1000万ポンド(日本円にして約16億円)を用意して引き抜きを目指すようだ。

安定したセービングに加えビルドアップでチームを助けることができる現代的なGKのバズヌ。今季は3部でのプレイとなったが、セーブ数134回はリーグで4番目の数字であり、クリーンシート16回はリーグトップ3に入る好成績だ。パス成功数987本は3部で最も優秀な成績であり、成功率も60%と高い。アイルランド代表ではクリスティアーノ・ロナウドのPKを止めた実績も持っており、サウサンプトンが期待するのも分かる。しかしシティとしてはエデルソン・モラレスの後継者としてバズヌを見ているようで、完全移籍での獲得は難しいか。

ロッチデール、ポーツマスと3部のクラブへのレンタルが続いていたバズヌ。そこにトップカテゴリーのチームからのオファーは非常に魅力的であり、3部から1部にステップアップとなるのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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