プレミアベストイレブンで気になるのはFWだけでなくMFも? 選外となったロドリが残した素晴らしいスタッツ

ベストイレブンに選出されなかったロドリ photo/Getty images

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飛躍の年となった

先日、イングランドサッカー協会は21-22シーズンプレミアリーグの年間ベストイレブンを発表した。23ゴールを決めてアジア人初の得点王となったソン・フンミンが外れたことで波紋を呼んでおり、話題となっている。

ソンが選外になったこともそうだが、中盤でいえばマンチェスター・シティのロドリが外れ、リヴァプールのチアゴ・アルカンタラがアンカーとして選出されている。この選出についてより議論されてもいいだろう。プレミアリーグにはリヴァプールのファビーニョのような素晴らしいアンカーはいるが、今季はロドリの年だった。

そういえるのは得点力の向上と守備力の強化だ。191cmの高さを生かしたヘディングの強さとボックス外からのミドルシュートが主なゴールパターンであり、ボックス外からのゴールはケビン・デ・ブライネ、ジェイムズ・ウォード・プラウズに続く4ゴールだった。プレミアリーグ優勝を決めたアストン・ヴィラ戦ではまさにそのボックス外からのミドルシュートが決まっており、チームを代表する武器になりつつある。
英『The Athletic』では「ロドリがいなければシティはこの順位にいない」と彼のパフォーマンスを称賛している。その中でボール奪取数を紹介しており、292回はウェストハムのデクラン・ライスやトッテナムのピエール・エミール・ホイビュルク、リヴァプールのファビーニョら並みいる守備職人の数字を超えてプレミアトップの成績を記録している。

ソンのような得点やアシストという絶対的な数字はないが、今季はロドリの活躍が光ったシーズンだった。リヴァプールとの直接対決ではファビーニョのシュートを間一髪のところで防いでおり、あのブロックがなければ優勝したのはシティではなかったかもしれない(データは『SofaScore』より)。

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