アーセナル離れて《2シーズン連続で降格》の悪夢 30歳迎えたドイツ人DFのキャリア

レバンテでも降格を味わったムスタフィ photo/Getty Images

先発して勝ったのは1試合のみ

アーセナルを離れて1年半。ドイツ代表の一員として2014年のワールドカップ・ブラジル大会制覇を経験したセンターバックがどこにいるかご存知だろうか。

やや不本意な1年半を過ごしているのは、30歳を迎えているDFシュコドラン・ムスタフィだ。

アーセナルでのパフォーマンスにも様々な声があったが、ムスタフィは2016年から5年にわたってアーセナルでプレイ。そして昨年2月にアーセナルを離れ、ドイツのシャルケへと移籍した。

だが、2020-21シーズンのシャルケはかなり苦しいシーズンを送っていたチームだ。ムスタフィもシーズン途中の加入からリーグ戦13試合に出場して奮闘したものの、結果は最下位。シャルケは2部への降格が決まってしまった(2021-22シーズンは昇格を決めた)。

その後ムスタフィはシーズン終了と同時にシャルケを離れ、今度はスペインのレバンテへ加入。しかし膝の怪我もあり、リーグ戦出場は11試合に留まった。しかもレバンテは今季を19位で終えてしまい、2部へ降格することになった。ムスタフィは2シーズン続けて2部降格を味わうことになったのだ。

シャルケとレバンテが苦しいチーム状況にあったことも関係しているが、この1年半でムスタフィが先発したゲームで勝利を収めたのは1度しかない。アーセナルを離れてからのキャリアは決して理想的とは言えないだろう。

レバンテとは2023年まで契約を結んでいるが、ムスタフィのキャリアはどうなっていくのか。30歳と衰える年齢ではないはずで、新シーズンこそ良い1年にしたいところだ。

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