トッテナムで育った日本人MFの現在は ユースで10番を背負った司令塔は豪州で奮闘中

トッテナムのアカデミーでプレイしたサイ・ゴダード photo/Getty Images

今季はAリーグで21試合に出場した

久保建英や中井卓大など欧州クラブのアカデミーで成長を続け、海外でプレイする日本人選手も増加してきた昨今。トッテナムの下部組織で育ったサイ・ゴダードは、現在オーストラリアでキャリアを続けている。

ロンドン生まれのサイ・ゴダードは、プレミアリーグのトッテナムのアカデミーに入団してU-18チームでは背番号10を背負うなど大きな活躍を見せていた。しかしトップチームへの昇格は叶わず、セリエAのベネヴェントでプロデビューを果たす。

その後はキプロス1部のパフォスやインドのムンバイ・シティにも在籍。今夏からセントラルコースト・マリナーズへ加入した。Aリーグでの初挑戦となった今季、21試合1得点3アシストを記録。中盤から両足での高精度のパスを供給できる司令塔だ。テクニックとドリブル技術も高いMFがオーストラリアで奮闘している。

ただ先発出場は13試合と、途中出場も少なくなかったサイ・ゴダード。来季は出場時間を伸ばしていくことが一番の目標となるだろう。そのためには得点とアシストを増やし、結果で示していかなければいけない。現在25歳となった同選手は、今後どのようなキャリアを歩んでいくのか注目だ。

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