加入2年目の板倉がJ初ゴール! 八戸をリーグ4試合ぶり勝利に導く新センターバック

八戸がSC相模原に勝利した(写真はイメージ) photo/Getty Images

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公式戦5試合ぶりの先制点

ヴァンラーレ八戸はJ3第8節でSC相模原とホームで対戦。前半に2点をリードした八戸が逃げ切り、リーグ4試合ぶりの勝点3を手にした。先制点を決めたのは、昨季大卒ルーキーとして加入し、今季は先発奪取に燃える板倉洸だ。

試合は開始早々に動き出す。7分に八戸が右サイドからFKのチャンスを得ると、一度跳ね返されたボールを近石哲平が拾ってシュートを放つ。相手にリフレクションしたボールを板倉が反応すると、最後はゴールへと押し込み八戸が先制点を決める。

この試合まで公式戦4試合勝利のなかったクラブは、その4戦でわずか1得点とゴールが奪えずに厳しい試合を続けていた。5試合ぶりの先制点は、若きセンターバックが最後まで粘って決め切った貴重な1点である。
昨シーズンに東洋大学からチームに加入した板倉。昨季は11試合の出場に終わり、今季はスタメン争いに食い込みたいシーズンだったが、開幕からベンチが続いていた。しかし今季初スタメンとなった第9節のギラヴァンツ北九州戦で無失点での勝利に貢献すると、今節は1失点こそ喫したものの、自らのJ初ゴールで勝利へと導いた。チームで絶対的なポジションを確立していくために、今後も板倉が存在感を増していく。

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