マンUでキャリアワーストの数字、代表入りもピンチ “24歳”迎えたラッシュフォードの才能は本物なのか

期待されたほど数字が伸びてこないラッシュフォード photo/Getty Images

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イングランド代表でスターになるはずが……

期待の若手と言われた男も、もう24歳を迎えた。

勝負の新シーズンを迎えるのは、マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWマーカス・ラッシュフォードだ。

ラッシュフォードは衝撃的なデビューを飾り、マンUとイングランドを代表するアタッカーへ成長していくと期待されていた。そんなホープも24歳を迎えたわけだが、その期待に応えているとは言い難い。
24歳もまだ若い年齢ではあるものの、ラッシュフォードにかけられていた期待は大きい。この年齢を迎える頃にはワールドクラスのアタッカーに成長しているはずとの読みもあっただろう。

しかし、現状ではマンUのスタメンも確約されず、イングランド代表メンバーに入れるかどうかも分からない。今季も32試合に出場しながら5ゴール2アシストしか奪えず、得点数だけを見ればキャリアワーストの数字だ。

英『Manchester Evening News』も、新シーズンのスタートが勝負だと発破をかける。新シーズンの前半戦にアピールしなければ、おそらくワールドカップを戦うイングランド代表メンバーには入れないだろう。もう時間は残されていない。

仮に今年のワールドカップ出場を逃すようであれば、ラッシュフォードの評価はさらにマイナスとなる。期待されるのは新指揮官エリック・テン・ハーグの指導だ。近年のマンUは指揮官が次々と入れ替わったこともあって戦術や起用法が定まらないところがあったが、テン・ハーグが明確なスタイルを植え付けられるならば面白い。

ラッシュフォードは勝負の2022年後半戦で評価をひっくり返せるのか。ここがキャリアの分岐点だ。

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