トッテナムはバストーニを早々に諦めターゲット変更 新たに浮上したピエロ・インカピエとは何者か

レヴァークーゼンで評価を高めるピエロ・インカピエ photo/Getty images

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レヴァークーゼンの若手だ

先日、イヴ・ビスマの獲得を発表したトッテナム。フレイザー・フォースター、イヴァン・ペリシッチに続く3人目の補強であり、トッテナムは移籍市場で積極的な動きを見せている。

英『Daily Mail』によるとスパーズは新たなセンターバックを探しており、レヴァークーゼンのDFピエロ・インカピエ獲得に動いているようだ。レヴァークーゼンは3400万ポンド(日本円にして約56億円)を要求しているという。スパーズは当初インテルのアレッサンドロ・バストーニ獲得を目指したが、進展はなくこのピエロに乗り換えたいと考えているようだ。

ピエロはエクアドル代表の20歳で、2021年の夏にレヴァークーゼンにやってきた選手だ。21-22シーズンは欧州初挑戦ながら33試合でピッチに立っており、2ゴール1アシストと結果を残した。
対人性能の高さと3バックのサイドを担当できる攻撃力を持っており、20歳にしてすでに攻守両面で輝くことは可能だ。推進力のあるドリブルと高精度のロングフィードを持っており、ベン・デイビスとポジションを争うことになる。守備面では空中戦の強さが光る。181cmとそれほど大きな選手ではないが、空中戦勝利数56回はチームで2番目の好成績である。身体能力が高く、守備者として存在感を示すことができるだろう。

トップターゲットであるバストーニを早々に諦め、ターゲットを変更したスパーズ。ピエロは欧州での経験は多くないが、レヴァークーゼンに1年でフィットするなど適応能力の高さには定評がある。20歳と若い選手で、将来への投資も含めて獲得すべきか(データは『SofaScore』より)。

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