トルコで結果を残した“韓国のファン・ダイク”が5大リーグへ挑戦? 冨安と比較された男の現在地

トルコで結果を残したキム・ミンジェ photo/Getty images

韓国期待のCBである

ジエゴ・カルロスをアストン・ヴィラに放出し、さらにジュール・クンデの去就も不透明となっているセビージャ。一気に主力級のセンターバックが2人抜けるのは厳しく、チームは代役となれる選手を探している。

1人目はヘルタ・ベルリンからバレンシアへローン移籍していたDFオマル・アルデレーテだ。パラグアイ代表の25歳で、21-22シーズンはバレンシアでリーグ戦29試合に出場して2ゴールを決めている。アトレティコ・マドリードも興味を示しており、争奪戦になるか。

2人目は韓国代表のキム・ミンジェだ。トルコのフェネルバフチェでプレイするセンターバックで、昨季のリーグ戦での2674分のプレイタイムはチームトップの数字であった。ポルトガルメディア『A BOLA』によると以前からセビージャはミンジェの動向を追っており、カルロス、クンデがいなくなるこのタイミングで獲得を目指すようだ。

フェネルバフチェでのこれまでのスタッツを見ればセビージャ行きも現実的であるといえる。タックル成功数47回、クリア数126回、インターセプト数70回、空中戦勝利数53回と守備面で好成績を残しており、すべてチーム内のトップ3に入っている。まだ25歳という年齢も評価が高く、今後に期待できる選手だ。

トルコでの欧州初挑戦を成功させ、さらにステップアップの可能性があるキム・ミンジェ。韓国のファン・ダイクと呼ばれた守備者であり、以前はユヴェントス移籍が噂されていた。現実とはならなかったが、トルコで結果を出しセビージャ行きが濃厚である。日本代表の冨安健洋と比較された選手で、来季は共に5大リーグでプレイすることになりそうだ(データは『SofaScore』より)。

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