ドイツ代表でのラストゴールは何と“6年前”…… 再びのW杯へゲッツェの復帰はあるか

ドイツ代表でプレイしていた当時のゲッツェ photo/Getty Images

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今夏にフランクフルトへ

オランダのPSVで2シーズン過ごし、再びドイツへ。今夏、MFマリオ・ゲッツェはフランクフルトへの移籍を決断した。

ドルトムントで思うように出番を確保できなくなっていたゲッツェは2020年にPSV行きを決断したが、この時将来の目標に掲げていたのがチャンピオンズリーグのタイトルだった。欧州No.1の座はまだゲッツェが手にしていないタイトルだ。

PSVでその目標を叶えることはできなかったが、フランクフルトへの移籍は悪い選択肢ではないだろう。フランクフルトは今季のヨーロッパリーグを制し、新シーズンはチャンピオンズリーグへ参戦する。さすがに優勝を狙うのは難しいだろうが、チャンピオンズリーグにストレートインできるのはゲッツェにとって魅力的な条件だ。
もちろんフランクフルトで活躍できれば、再びのドイツ代表入りも夢ではなくなってくる。独『Sport1』によると、ドイツ代表監督としてゲッツェとともに2014年のワールドカップ・ブラジル大会を制したヨアヒム・レーヴもゲッツェの代表復帰はあり得ると口にしている。

「マリオには代表でプレイするだけのクオリティが備わっている。現時点でマリオがドイツに戻ってくるとは思っていなかったが、マリオは卓越した選手であり、プロフェッショナルだ。優れたゲームインテリジェンスも備えている。アイントラハトとよく合うよ」

ゲッツェといえばブラジル大会の決勝・アルゼンチン戦で決勝ゴールを決め、ドイツを優勝に導いた人物だ。だが、それ以降は思うように成績が上がらず代表から漏れる機会も増えた。

最後に代表でゴールを決めたのは、2016年3月のイタリア戦まで遡る。もう6年も前のことだが、当時のゲッツェはドイツの主力だった。もう一度代表に返り咲くことはできるのか。可能性が高いとは言えないが、本番まで4ヶ月ほどアピールの時間は残っている。

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