ヌニェス、ハーランドら早くも“4億ユーロ超え” 移籍市場をプレミア勢が支配する

リヴァプールはベンフィカからヌニェスを獲得 photo/Getty Images

レアル・マドリードVSリヴァプールのチャンピオンズリーグ決勝からまだ1カ月も経過していないのだが、今夏もイングランド勢の動きが素早い。早くも移籍市場に多額の資金が投入されているのだ。

スペイン『MARCA』によると、26日時点で5大リーグのクラブは計12億ユーロを補強に投じている。このうち、イングランド勢が約37%にあたる4億4849万ユーロを投じており、今夏ここまで話題をさらっているのはイングランド勢だ。

リヴァプールはベンフィカからFWダルウィン・ヌニェスを7500万ユーロで引き抜き、マンチェスター・シティはドルトムントからFWアーリング・ハーランドを6000万ユーロで獲得した。プレミアリーグに若き実力派ストライカーが2人も参戦することになり、この移籍も大きな話題を呼んだ。またこの2人の移籍金とは差があるが、アーセナルはFCポルトからMFファビオ・ビエイラを3500万ユーロで引き抜いた。

イングランド勢の凄いところは、中堅クラブも多額の資金を投じてくる点にある。ウェストハムはフランスのレンヌからDFナーイフ・アゲルド(3500万ユーロ)、リーズ・ユナイテッドはザルツブルクからMFブレンデン・アーロンソン(3284万ユーロ)、アストン・ヴィラはセビージャからDFディエゴ・カルロス(3100万ユーロ)を獲得。この中堅クラブの資金力もプレミアリーグの戦いが荒れる要因の1つでもある。

まだシーズン開幕までは時間があるため、イングランド勢の出足が早いだけと考えることもできる。だが、近年の移籍市場ではイングランド勢が主役となってきた。おそらくイングランド勢の補強ペースは落ちないはずで、今夏も札束攻勢ではイングランド勢が他をリードする格好となる可能性が高いか。

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