ベラ、アランゴと“MLS最高”の攻撃集団結成へ ベイルはロサンゼルスFCに合うか

W杯までにベイルのコンディションは上がるか photo/Getty Images

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現MLSでNo.1の得点力

今夏にレアル・マドリードを離れ、どこへ向かうのかが注目されていたFWガレス・ベイル。

ウェールズ代表が今年のワールドカップ・カタール大会出場を決めたこともあり、ベイルの現役引退はもう少し先のことになるだろう。11月より始まるワールドカップ本大会へ向け、今後はクラブで調整していくことになる。

その新天地候補となったのは、アメリカ・MLSのロサンゼルスFCだ。
今夏にはユヴェントスを離れたDFジョルジョ・キエッリーニを迎えるなど積極的にスター選手を迎えているロサンゼルスFCは、現在MLSのウェスタン・カンファレンスで首位に立つチームだ。欧州でベイルを見られないのは残念だが、ロサンゼルスFCも悪い行き先ではないだろう。

何より目を引くのは、今季MLS最多となる32ゴールを挙げている攻撃力だ。チームにはメキシコ代表として4年前のワールドカップ・ロシア大会を戦っているFWカルロス・ベラが所属しており、ベラはチームトップとなる6ゴールを奪っている。ベラとベイルのコンビが実現すれば、さらに攻撃は厚みを増す。

また、センターフォワードには27歳のコロンビア人FWクリスティアン・アランゴもいる。こちらも5ゴール奪っており、攻撃陣はかなり豪華だ。ベイルとしては攻撃に専念でき、なおかつ自由を与えてくれるチームの方が合っているだろう。その点においてロサンゼルスFCは面白い選択肢となる。

ロサンゼルスFCでの勝利はもちろん、ベイルにとって最大の目標はワールドカップ本番へ向けてコンディションを高めていくことにある。ロサンゼルスのキングとして5カ月を過ごすのも悪くないが、ベイルはカタール大会本番へコンディションのピークを持ってこられるだろうか。

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