ブンデス優勝候補No.1はドルトムント? ついにバイエルンの支配が終わる時がきたのか

新シーズンのドルトムントは面白くなる photo/Getty Images

勢力図は変わっていくのか

新シーズンこそはバイエルンの支配が終わるのではないか。そんな意見が出始めている。

現在のバイエルンはブンデスリーガを10連覇しており、その強さは圧倒的だ。だが、バイエルンに変化の時が近づいているのは間違いない。新シーズンのブンデスリーガは荒れると予想する者も少なくないだろう。

独『Kicker』によると、現役時代にバイエルンとドルトムントの両方でプレイしたユルゲン・コーラー氏も新シーズンはドルトムントが優勝候補だと口にする。

「新シーズンはドルトムントが優勝候補筆頭だ。バイエルンではない。ズーレ、シュロッターベック、アデイェミと、ドルトムントは3人の実力者を加えた。ラウムは4人目となるだろう。それにハラーもブンデスリーガをよく知っており、素晴らしい。これらの補強があれば、チームは強くなる。ドルトムントは少なくとも1つはタイトルを狙えるだろう」

「バイエルンの方はパヴァール、ウパメカノ、リュカたちがいるが、彼らはバイエルンのようなトップクラブには不十分だ。マズラウィとグラフェンベルフはすぐチームの力となるだろうが、私はまだ補強全体には納得していない。ハビ・マルティネスのようなオールラウンダーがいないね。それにレヴァンドフスキとの難しい問題も残っている。サディオ・マネはスーパーストライカーだが、彼はレヴァンドフスキの直接の後釜ではない。マネは異なるタイプの選手だ」

ドルトムントにチャンスがあるのは間違いない。近年はバイエルンが優勝候補筆頭の立場でリーグをスタートするのが当たり前になっていたが、新シーズンは空気感が違う。バイエルンも危ないのではないかとの意見が出てきており、新シーズンのブンデスリーガは面白い戦いとなりそうだ。

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